東京都で子供に5000円支給されると大学学費が1年間無料とほぼ同じに?

小池東京都知事が0~18歳の子供に対し5000円/月の支給をする方針を明らかにしました。

「育ちを切れ目なく支援」東京都、0~18歳の子どもいる家庭に1人当たり月5000円給付方針
※読売オンライン

インパクトが小さいように思いますが、複利で積み立てておくと大学の学費1年以上に相当する結果に。

18年間の給付合計金額は?

毎月5000円の支給があった場合、18年間だと「5000×12×18」なので合計で108万円です。

4%複利で積み立てるとどうなる?

単純に毎月5000円を銀行預金などに貯めていった場合、利息はほとんどつかないのが現状のため、ほぼそのまま108万円が18年後に残ることになります。

一方で積み立て投資に回して、仮に4%複利で進んでいったらどうなるのでしょうか?

今回はこちらのサイトを使って計算してみます。

積立計算(複利毎課税): https://keisan.casio.jp/exec/system/1254841870

↓結果はこちら↓

1,409,378 円!

141万円が追加で支給される制度、と考えると子供を育てる身にとってはありがたい制度だと言えそうです。

では子育てにとって141万円がどの程度の金額感なのかを考えていきます。

大学の学費が実質1年以上無料と同じこと??

大学の学費は大きく分けると公立・私立で異なりますし、私立の中でも金額は大幅に異なるので一概には言えません。

ですが、大学の初年度費用について文部科学省は以下の発表をしています。

私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について

初年度(私立大学):1,357,080円(授業料+入学料+施設設備費)

つまり、今回の新制度の内容が速報から変わらず毎月5000円支給だった場合、4%複利で積み立てていくと大学初年度の費用をまるっと賄える計算になります。これはうれしい。。。

まとめ

  • 小池東京都知事が子供に月5000円程度支給する方針を明らかにした
  • 18年間ため続けると108万円の支給となる(4%複利で積み立てると約141万円に!)
  • 私立大学の初年度費用はおよそ136万円(つまり大学1年目の費用がほぼ無料に…!)

以上です。ありがとうございました。

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